ゴールデンウィークの夜、ススキノはにぎわっていた
昨夜、長らく会っていない友人に、バスに乗って会いにいった。
郊外にぽつんとあるこぢんまりとしたカフェで、待ち合わせ。
ワインやビールを飲みながら、よもやま話をした。
気の合う友との酒は、楽しいものだ。
アルコールが、その場の雰囲気をなごませ、
グラスを重ねてしまう。
まあ、二人とも飲めるクチだから、それは仕方がない(笑)。
あっという間に、バスの最終時間に。
ふだんバスに乗ることはめったにないので、
何か、小旅行をしている気分になった。
暗闇の中をバス停に向かってとぼとぼ歩いていると、
こんなふうに、楽しく会える友がいることに、
感謝の気持ちがわいてきた。
僕は、友だちが少ないからかもしれない。
途中、歓楽街のススキノにさしかかったとき、
まっすぐ帰宅する予定だったが、唐突に下車した。
まばゆい光の街に、たくさんの人が歩いている。
昔、小説を読んだ時に、誘蛾灯という言葉が出てきた。
夜の明かりに誘われて、蛾という虫が集まってくるという意味だ。
まさに、そんな気分で、バスを降りたのだ。
酒を飲みたいというわけでもなかった。
友人と、しこたま飲んだからね(笑)。
仕事に忙殺されて、ススキノに足をぜんぜん運んでいなかったので、懐かしい思いがこみ上げてきたのだ。
店が変わっていたり、街の様子がどことなく違っていたのは、
いかにススキノから遠ざかっていたか、だね(笑)。
歓楽街は色と欲の街だから、邪気があふれているから、行かない方がいいと、スピリチュアルの人や宗教家は、いうかもしれない。
しかし、若い人であふれて活気のある街を眺めていると、
やはりいいもんだと思った(笑)。
若者が集まる街にいくと、元気が出る。
若さを取り戻したような気分になれる。
そして、歓楽街がにぎわわないと、地方経済もよくならない。
酒場は、人生を楽しく、豊かにしてくれる場と、僕は思うのだ。
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