文は人なり
文は人なり、という言葉があります。
その人の文章を読めば、その人となりが分かるという意味です。
美辞麗句を並べて、理路整然と書く。
頭がよくて、文章を書くのが上手い人がいます。
そういう人の文章を読むと、さぞかし人格者だろうと思いますよね。
ほとんどの場合、その通りなのですが、
まれに例外があって、驚かされることがあります。
会ってみて、文章の上手さとはまったく異なり、
人間的に首をかしげることが、たまにあるものです。
それを考えると、文章を書く技術を磨くことよりも、
人間性を磨くことのほうが大事だと、思わざるをえません。
文章力よりも人間力を高めることをしなければならないと、自戒します。
文章のことを取り上げましたが、
どんな分野でも本物と偽物があるように思います。
もちろん、その中間のグレーゾーンというのもあるかもしれませんが・・
見かけにダマされることなく、真偽を見極める力、
真実とそうでないものを見極める力を身に付けることが、
この世で生きていくのに、とても大事なような気がします。
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