地に足をつける生き方を
大きな目標を持つのはとても良いことだが、
現実を見据えて、地に足をしっかりつける生き方が大事だ。
人間は地球の上に立っている。
その地球は平地なように見えて、実は丸い。
止まっているように見えて、実は秒速30キロくらいで移動している。
丸くて動いている地球の上で暮らしているのだから、
二本の足で立っている感覚が大事だ。
大地と足がしっかりと密着してる感覚。
それはグランディングと呼ばれる。
例えば、足の裏から地下に棒が伸びて、
地球の中心部とつながっている感覚を持つと、
地球との一体感が生まれる。
もうひとつ、足裏を意識することも効果がある。
足裏で呼吸するイメージ。
足の裏に穴があるとイメージし、そこで呼吸するわけだ。
地球との一体感があると、心が安定して、無駄な体の力が抜け、
もっている本来の能力を発揮できる。
まだ現実となっていない将来に心を煩わせることなく、
いま、ここにいる自分に集中できる。
人間は小さな宇宙。神秘的なことがたくさんある。