超能力はあったほうがいいか?
今回は、超能力について考えてみましょう。
超能力というと、なにやら怪しげなイメージがありますが、不思議な力をもった人は昔からいました。
人の心が読めるとか、はるか遠いところの出来事を見ることのできる透視なんかがそうですね。
アメリカやソ連(ロシア)では軍事に利用するために、昔から超能力の研究が盛んだったようです。
敵がどこから、いつ攻めてくるかが事前に分かれば、先手を打つことができ、戦争を有利に進めることができるからです。
ふだんの暮らしの中で、人の心が分かる超能力を得ることができたとして、人の思っていることや本心がすべて分かってしまうと、とても便利なようでいて、実は苦しみも増えると思いますね。
親しい人が口では上手いことを言っても、実は心の底では反対のことを思っていることが分かれば、その人のことを嫌になってしまうでしょう。人間の表と裏が分かってしまうからです。
この超能力は、犯罪の捜査でも利用できます。テレビでも見かけたことがありますが、超能力者が事件・事故の真相をつきとめるのにひと役買うというわけです。
昔から、「知らぬが仏(ほとけ)」という言葉があります。
知れば不快になることでも、知らなければ平静でいられる、という意味です。知らない方が平和で幸せなことも、世の中や家庭の中では多々あるでしょう。
すべての真実を知っているのは天、宇宙、神といった超越した存在だけで、ウソがまったく通らないのが人としてはつらいですね(笑)。
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