自営業とサラリーマン
自営業とサラリーマンの両方を体験して思うのは、
人間には向き、不向きがあるということ。
僕はサラリーマンには、悲しいことに向いていなかった(笑)。
僕がサラリーマンをやめて自営になったのは、35歳のときだった。
どうにかこうにか人並みな健康を得て、
仕事をしながら滝行などの修行をするためだった。
サラリーマンでは、時間が自由にならないので、無理だと思ったからだ。
当時、得度をとったお寺に属する先輩たちと、いっしょに修行をさせてもらった。仕事こそいろいろだったが、みな自営業だった。
家族を養うために仕事をしながら、修行をする人たちが回りにたくさんいて、
自分も見習おうと思ったのだ。
懐かしい思い出だ。
僕は今は、宗教関係の団体に属していないし、滝行などもしていない。
世の中には、いろいろな目的でサラリーマンをやめて、
自営を始めた人がいると思う。
収入アップのため。
家族の介護のため。
夢をかなえるため。
時間とお金のバランスの中で、生きていることが分かる。
自営業は、時間の融通がきくのが、一番のメリットだ。
組織に属するサラリーマンは、なかなかこうはいかないだろう。
自営業に向く人、サラリーマンに向く人、それぞれだ。
自営業は自由があるけれど、収入が不安定。
サラリーマンは、自由はないけれど、収入は安定。
一長一短がある。
人生は一回しかないのだから、後悔のないよう生きたいものだ。
夢と目標を持ちながら、やりがいのある仕事に就いているのなら、
サラリーマンであっても、自営業でも、どちらでもいいと思う。
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