「心と体」のアンチエイジング

南波龍動が健康と生き方を考える

地に足をつける方法

生きていると、職場でも家庭でも、いろいろなことが起きる。
取るに足らない小さなことから、生死にかかわる大きなことまで・・


しっかり自分というものを持っていないと、
そのときどきの状況に流され、自分を見失ってしまうことが多いかもしれない。


そこで、人は信仰に入ったり、座右の銘なんかを持とうとする。
良いことだと思う。


手軽にできる、いくつかの方法がある。
そのひとつが、書くこと。
日記、モーニングページ、ブログがある。


日記は、日々のできごとを中心に書く。
モーニングページは、朝起きて、思ったこと、感じたこと、夢などをノートに書く。
ブログは、自分から発信するわけだが、続けて書くことで、
自分の「中心軸」ができてくるように思う。


体を使う方法もある。
自分の体が地球の中心まで、棒または鎖でつながれているイメージをつくっていく
「グラウディング」も効果がある。
ふつうは立って行うが、座ってもできる手軽さがある。


これは武術にも応用できる。
立つときに足裏に意識を置き、地球とつながる一体感を持つと、
心が安定して重心が下がる。
すると、早く動け、地面からの力を得ることができ、打撃力も増す。


心がフワフワと浮ついた状態でいると、間違った判断をしやすい。
武術的には肩に力が入りやすく、動きもにぶくなりがちだ。


そして、呼吸法。
緊張したり、感情が乱れるのを防ぐのが、深い呼吸だ。
たくさん吸って、ゆっくり吐く。
これを何度か繰り返すだけで、心が静まってくる。


呼吸法は健康にも、武術にも大事なことだ。
学んでいくと、呼吸法にはいろいろな流派ややり方があるが、
呼吸の仕方で人間の体は変わっていくことが、実感できると思う。


何気ない日々の動きの中に、深くて大事なことが隠されている。

https://nanba-ryudou.jimdofree.com/

 


ハッピー日記ランキング