自分が豊かになることを一番に
まだまだ暑い日が続きますね。
暑いと言っても、僕が住む北海道は過ごしやすい毎日です。
今日は、他人を幸せにするのに、自分が貧しいままでよいのかを考えたいと思います。
僕は若いころ、「貧乏はよいことである」というような考えが、頭の隅にありました。
貧しいことはよいというのは、正しい行いをしてズルくないから、
貧しくても仕方ない、という考えです。
「清貧」という言葉があり、その意味は「富を求めず、正しい行いをしていて、
貧しいこと」と辞書に書かれています。
貧しいほうが、どこか精神性が豊かというイメージを僕は持っていましたが、
あるとき、ふと疑問を持ちました。
というのは、自分が貧しいと他人を助けることができません。
家族が大きな病気になって多額な治療費が必要なとき、お金を出してあげることがで
きません。
また、自分に金銭的な余裕がないと、困っている人のために活動をしている慈善団体に
わずかな金額でも寄付をすることもできません。
困っている人に、温かい手を差し伸べることができないのです。
貧しいことは、決して気高いことではありません。
自分が豊かになって、金銭的に余裕があってこそ、
家族をはじめ周りの人を助けることができ、
豊かさのおすそ分けをすることができます。
まずは自分が豊かになることを目指したいものです。
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